再建築不可や田舎の実家は売れる?売り方の選択肢と費用の目安


建物を建てるには、原則として幅4m以上の道路に2m以上接している必要があります。満たしていない土地は建て替えができない「再建築不可」で、一般の買い手は住宅ローンも使いにくくなります。売れないわけではなく、売り先を変えて考えます。
こんなサインはありませんか
- 実家が細い路地の奥にあり、車が入らない
- 不動産会社に「再建築不可なので扱えない」と言われた
- 山間部や郊外で、近くに買い手がいなさそう
決める前に知っておきたいこと
再建築不可の家は、隣の土地の持ち主に買ってもらう、買取業者に売る、空き家バンクに登録する、といった売り先があります。2025年4月の建築基準法の改正で、木造2階建てなどの大規模な修繕・模様替えにも建築確認が必要になり、大きく直して売る方法は難しくなりました。解体すると新しく家を建てられない土地だけが残るため、解体は売り方を決めてからにします。どうしても手放したい土地は、相続土地国庫帰属制度(建物の解体が前提)も選択肢です。
費用の目安
| 売り方 | 費用の目安 |
|---|---|
| 仲介(隣地・一般の買い手) | 仲介手数料(800万円以下は上限30万円+税) |
| 買取業者 | 手数料なし。価格は仲介の6〜8割より下がることが多い |
| 相続土地国庫帰属(土地のみ) | 審査手数料1筆14,000円+負担金(原則20万円)+建物の解体費 |
※目安。仲介手数料の800万円以下の上限は、媒介契約の前に不動産会社から説明を受け、合意した場合の上限です。再建築不可の買取価格は、立地と建物の状態で大きく変わります。正式な金額は査定後です。
ご自身でできる確認
- 前面の道路の幅と、敷地が道路に接する長さを写真に撮る
- 市区町村の建築指導の窓口で、前面の道が建築基準法上の道路かを確かめる
- 市区町村に空き家バンクがあるかを調べる
再建築不可の実家
関東・60代
ご相談
路地の奥の家で、地元の不動産会社に断られた。
窓口の対応
隣地への売却と買取業者の2案を並べ、解体を先にしないようお伝えしました。再建築不可の取扱実績がある会社をご紹介しました。
